ヤクルト時代の岩村がそのストレートに驚愕するなど、入団間もない頃からエースの器を感じたさせたが、四球の多さや「はぶてるなボード」をファンに掲げられるカッカしやすい性格が災いし安定感を欠くシーズンが続く。光明が射したのは2009年。当時監督を務めていたブラウンから授けられたチェンジアップが有効に働き、自身初の防御率2点台に4年振りの二桁勝利を達成。2010年も期待されたが、右肩痛の影響で3試合18イニングの登板に終わった。
今も広池浩司の脳裏に焼き付いて離れないであろう鼻の頭に汗を浮かべて「白めし最高ー!」と叫ぶ姿は、映像のないエピソードとして我々ファンの胸にも突き刺さったが、それを上書きする程の復活劇を大竹には期待したい。
※はぶてる・ふてくされる、すねるなどの意味。
ストレート | |||||
変化球 | |||||
スタミナ | |||||
コントロール | |||||
腹 | |||||
白めし |